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釣神様『五島列島フカセ釣行記』Withマルコス❣

こんにちは釣神様のテルです。皆さんはYouTubeって観ます?
当たり前ですよね(笑)
私は滅多に観ませんでしたが、スタッフのヤマゲンからちゃんと観るようにと言われ今年の春くらいからデビューしました!
アレ面白いですね(笑)検索次第ではとても勉強にもなりますし、今ではYouTubeを観ない日はありません(笑)
で、そのYouTube内で釣りガールとして人気急上昇中のマルコスちゃんとのコラボ五島フカセ釣行のお誘いが・・・!
彼女の企画として、日本国内の色んなジャンルの釣り名人に教わりながら全国を行脚するという、なかなか壮大な企画に驚いたのですが、その名人企画の国内第一号の先生として何故かフカセ専門の私テルが選ばれました・・・(。´・ω・)?
マルコスちゃんといえばブラックバス(ルアー釣り)が専門で、国際釣りトーナメント グレアマの初代アマゾンクイーンアワードを受賞した超有名なYouTuberなのに⁈
この企画で私に白羽の矢が立った時から緊張しっぱなしで・・・(涙)
ですが、せっかくのありがたいお誘いを断る訳ありません(笑)
全力でアテンドさせていただきますよ!それではマルちゃんと五島に行って参ります‼
実釣日:2019/10/7~8
天気:晴れ時々雨
潮:小潮~長潮
風:爆風・・・涙(風速約12m)
登場人物:マルコス♀・ヤマゲン♂・タクヤ♂・テル♂?
目次
- マルちゃんとの初顔合わせ!
- 上五島 沖黒瀬に!
- マルコス 人生初のフカセ釣り開始!
- 辛い夜でした・・・
- 夜明けからのラスト4時間!
- 釣行のまとめ
- 今回の使用タックル
マルちゃんとの初顔合わせ!
釣行当日ヤマゲンとタクヤが福岡空港にマルちゃんを迎えに行くので私は一足先に待ち合わせ場所であるいつものまるきん釣具 糸島店(KIZAKURAウキの母体)に行くことにしたのですが、緊張し過ぎてあまり寝むれずとんでもなく早くから待ちぼうけ・・・(笑)
そして待ち合わせ時間になりマルちゃんとのご対面(⋈◍>◡<◍)。✧♡
女優は画面を通して見るより生の方が更に美人と言われますが、正しくその通り!カワ(・∀・)イイ!!人気YouTuberになる訳がわかった❣
50歳のオッサンは嬉しくて鼻の下が伸びっぱなしです(笑)
その反面マルちゃんは私の極悪面をみて『怖い・・・』と思っていたらしいのですが・・・(涙)まぁ実際人相良くないので仕方ない(笑)
そんなマルちゃんの胸中も知らずにデレデレ状態のオッサンはウキウキしながら五島行きの渡船に乗るべく、いざ長崎県平戸市宮之浦(丸銀釣りセンター)に向けて出発!
とその前に、まるきん釣具の前で集合写真をパチリ❣
上五島 沖黒瀬に!
およそ2時間半のドライブで目的地に到着。
今回小人数だったので、かなり無理を言って出港してもらうことになった丸銀釣りセンター(柴山久幸 船長)に挨拶を済ませ乗船準備も整い、さぁ出港!
平戸市宮之浦からおよそ1時間で上五島のA級ポイント沖黒瀬に到着したものの、かなりの強風で船は大きく揺れており磯初心者のマルちゃんには船から降りるのは厳しい状況かと思いましたが、そこは流石の久幸船長!
(磯釣り歴30年以上の経験で九州山口の殆どの渡船に乗りましたが、時化でも安心して乗れる船長は数える程しかいない中の一人が丸銀釣りセンターの久幸船長です。この渡船はG杯やグレマスターズ、ジャパンカップやM-1CUP等の九州地区予選や決勝戦に使われています。)
あんなウネリでもホースヘッドを足場にベタっと着けスロットルを上げると、究極の安定でマルちゃんは安心して瀬上がりすることができました。
少し手前にもA級ポイントのママコ瀬があり、船長はそこも検討してくれていたらしいのですが、今回はレディー同礁ですので生理現象の面も考え、広くて比較的足場が良く隠れる場所も確保出来る沖黒瀬に決めました。
無理して出港してもらえただけでも感謝ですが、良い瀬まで押さえてくれたことも重ね重ね感謝です。
マルコス 人生初のフカセ釣り開始!
扱いにくいであろうフカセ竿をマルちゃんに渡し、撒き餌の打ち方や仕掛けの投入方法を教え、先ずは私が手本を見せるための一投目。
いきなりウキがスパッと入り35cm位のオナガグレが釣れ幸先の良いスタート!
「さぁマルちゃんもやってみて!」慣れない竿で仕掛けを投入するも目標地点より、やや右側の張り出した瀬際に着水!撒き餌を着水したウキに被せアタリを待つこと数秒・・・。
マルちゃんの投入したウキがスパッ!!!
少し型は落ちたが26cmのオナガグレを無事にGET!
この時期に沖磯で大型グレは厳しいとはわかっていましたが、初心者に数を釣らせるには最高の場所。
A級瀬だということと、ジャンルは違うものの彼女の釣りに対する順応性の高さも相まって、その後は一投一匹のペースで夕方まで釣れ続けました。
途中ダツの群れが来て、初めて見て釣りあげたダツに対し彼女は「この魚カッコイイ!アリゲーターガーや!」って・・・(笑)
流石は初代アマゾンクイーンアワードの受賞者。私では連想することも発することもないセリフです(笑)
アッ・・・タクヤの存在を忘れてました(笑)今回カメラマンとして同行してくれたのですが、実はタクヤは魚を引き寄せる何かを持ってるんですよ!
こっそりタクヤに大物対応のフカセ竿を持たせると、スマガツオや良型イサキ、40cmオーバーのオナガグレを釣り、そろそろ暗くなって撮影が厳しくなろうとした時、「食った!食った!」と叫び声が!
オォ~!フカセの3号竿が綺麗な弧を描き、ラグビーで鍛えた立派な体格のタクヤを右に左に引き回しているではありませんか(笑)
タモ入れに向かった私は、ちゃんと掬ってあげたい気持ちはありますがガタイがいいタクヤが翻弄されてる姿が面白くて、笑いを必死に堪えながらタモ入れをしました。
そしてGETした獲物はヒラマサ!!!
3kg弱でしたがフカセ釣りなら上出来なサイズです。
やっぱり彼は魚を引き寄せる何かを持ってます(笑)だけど、今回の主役はマルちゃんだよ・・・涙
このヒラマサを最後に日が暮れ、小雨もパラパラ・・・ウネリも大きくなったので一旦終了ですが、『少し飽きてきてませんか?』最後の最後にマルちゃんがやってくれますよ!!!
もうしばらくお付き合いくださいね❣
辛い夜でした・・・
疲れた身体を癒すため、夜は待ちに待ったバーベキューで腹ごしらえ(笑)
肉を食べると酒も欲しくなりますが、ここは離島の磯の上!しかも、そこそこの時化のため何が起こるかわからないので我慢です・・・涙
と云うかこんな事は大した我慢じゃないんです。10月上旬の日中気温はまだ30℃近くあり、船から降りた時から夕方まで汗だくの状態なのに日没と同時に気温が下がり爆風と小雨、ウネリが瀬の反対側に当たり潮しぶきを頭から被る状態を夜明けまで・・・涙
寒い・・・とても寒い・・・涙
ウトウトしたと思うと潮しぶきで起こされ眠れない・・・涙
そんな辛い状況が10時間も続きました。
いっそのこと本格的な冬になってくれた方が寒さ対策も万全なのにと思いましたね・・・
さぁ次はいよいよエンディングです!マルちゃん頑張れ!!!
夜明けからのラスト4時間!
疲労困憊状態で朝マヅメの大切な時間に突入しましたが、食ってくるのは昨日と変わらず小型のオナガグレばかりでサイズが伸びない・・・。
しかし数は凄い!殆ど一投一匹が続きます。
そんな状況にヤマゲンは飽きたのでしょう、遂に例のロッドを手にしたんです!
それは『俺のスナイパー!』なんじゃそりゃ?
シマノ製品のコルトスナイパーから名前をパクリました(笑)
[120cmのグラスソリッドのブランクで私がヤマゲン用に作った根魚やヒラマサを狙うアホロッドです(笑)
シマノ13ステラ SW18000HGのドラグMAX 25kgの負荷をかけてもびくともしないロッド(笑) 当店のYouTubeチャンネルでも、その強度の検証してますので釣神様で観てください。]
そんなアホなタックルにクエ釣り(アラ釣り)仕掛けをセットして、日中にクエ(アラ)を狙う気でいたのです(笑)
ロッドもロッドだけどヤマゲンの頭も大丈夫か?と思っていましたが、見てると穂先にアタリが・・・Σ(・□・;)しかし獲物は小さいのかアワセをいれても針掛りすることはなく時間だけが悲しく過ぎていき、納竿2時間前に俺のスナイパーが曲がりタモ入れの要請あり!!!
マヂか???
ヤマゲンの読みが見事的中!
大きなウネリと高い足場のためタモ入れに難航したものの無事にキャッチしたのはオオモンハタ!しかも約2kgの立派なサイズです。
オフショアのタイラバやジギングで釣れる2kgとショアからでは価値が違います!いや~これは自分が釣るより嬉しいですよ(笑)
絵になる魚が獲れました!・・・?????
いやいや・・・だから今回の主役はマルちゃんだって言ったよな・・・涙
ヤマゲン何してくれてんの?(# ゚Д゚)
急いで俺のスナイパーをマルちゃんに持たせ、同じポイントに再投入!柳の下にドジョウは何匹も居ないとは思ったのですが・・・。
居た!!!
2匹目のドジョウか???
穂先にアタリが!!!
食いが渋いのか、なかなか食い込まないじれったい状況が続きましたが遂に俺のスナイパーが大きく曲がりマルちゃんは渾身の力でフッキング!
しかし、すっぽ抜け・・・涙
普通なら仕掛けを回収するのですが、残念がっている彼女は仕掛けを回収せず大声で叫んでいると奇跡的にも再度アタリが・・・!
そんなことある???あんなにガッツリアワセを入れたのに・・・
小さなアタリは無視して本命のアタリを待ち、遂にその時が!!!
完全なる向こうアワセ状態で竿をひったくられ、マルちゃんはひたすら巻くだけ。私は大急ぎでタモを手に岩肌を降りて行きランディングの時を待ちました。
浮いてきた!さっきと同じオオモンハタだ!しかもデカい!!!!!
下まで降りたので今回は一発でタモ入れ成功!
ありがとう・・・涙 本当にありがとう・・・涙
嬉し過ぎて心の中で涙がボロボロ出ましたよ・・・。
ここでタイムアップとなり片付けることに。
釣行のまとめ
検量の結果2.3kgあり、磯からのオオモンハタなら最大級と言っても過言ではないサイズです。
マルちゃんはこのオオモンハタを天高く持ち上げ「アマゾ~ン!」と叫んでました(笑)
やっぱりアマゾンクイーンになるべくしてなったんですね!
彼女は持ってました。
人生初のフカセ1投目でオナガを釣るし、その後もしっかり入れ食いさせて、納竿1時間前には大型オオモンハタを釣り上げオジサンはマルちゃんにメロメロですよ(笑)
また機会があれば一緒に釣りしたいものです。
「拙い文章に長々とお付き合いありがとうございました。」byテル