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釣神様 世界遺産 宗像 沖ノ島での珍道中釣行記!

女人禁制の神宿る島 入島する際は真冬でも禊をしなければ入れない神聖な島。
基本的には一般人の入島はできませんが、釣り師のみに与えられた特権です!
尾長グレの重量日本記録を三回書き換えたのは全て沖ノ島なんですよ(笑)7.3kgというとんでもない尾長グレが釣れた、そんな沖ノ島で今回は遊んでみたいと思います。
実釣日:2019/12/9~10
天気:曇り
潮:中潮~大潮
登場人物:小野君♂・ヤマゲン♂・テル♂
目次
1,渡船に対する不信感
2,夜釣りは中バナ日中はホームグランドで!
3,まとめ
4,タックル紹介
1,渡船に対する不信感
大物が釣れる場所として有名ではありますが、「沖ノ島なら行きたくない・・・」と言われることもよく耳にします。私は約30年近く通っているので何故そんな気持ちになるのかわかりませんでした。しかし、釣具業界に入ってようやく理由が分かったのです。
「常連客を優先して一見客はカスみたいな瀬に降ろされる。」そんな話を度々聞きました。
そんな事は絶対にありません!危険な瀬が多くポーター一人で大勢のお客さんの荷物を下ろしするのは大変なので、私はかならず船先に立ちポーターの手伝いをしており、一見客の荷下ろしもしますが、とてもいい瀬に下ろしています。
ヒラマサやマダイを狙う人には潮通しの良い場所、グレ狙いの人には沈み瀬が多くグレの魚影が濃い瀬に、きちんとまんべんなく下ろしてくれています。
確かに沖ノ島は大物が釣れる島ですが断崖絶壁の切り立った場所で、上がれる瀬に限りがあります。小さな島なので風裏になる場所も少なく、小さな瀬に相乗りになることもたまにありますが、同じ釣り人同士なので仲良く一緒に釣りして欲しいです。
それを常連客と一見客を差別されたような噂を流すのは違うと思います。
絶海の孤島で釣りをする以上、助け合いや譲り合い協調性を大切にしていただければ沖ノ島渡船に対する風評被害はなくなるのではないでしょうか。
現在三隻の渡船が沖ノ島に瀬渡ししておりますが、出港場所も出船時間も全く違うのでご自身の都合に合った渡船で行かれてみてください。
絶対に差別なんてありませんから!
2,夜釣りは中バナ日中はホームグランド!
潮が緩くしか動かない中バナですが大物の実績は高く、数釣りにも適した沖ノ島初心者を同行させるには絶好の瀬なのですが、底カゴにもフカセにも無反応・・・( ;∀;)
クエ釣りのヤマゲンの穂先もエサ取りの小さなアタリがあるだけで本命のクエは留守の様子・・・。
これはヤバい( *´艸`)小野君は初めての沖ノ島なので何とか釣らせてあげないと・・・。
しかし無情にも時間だけが過ぎ、夜明けを迎え船長が朝の見回りに。
昨日は隣のホームグランドでヒラマサの子供ヒラゴが沢山釣れたから瀬代わりした方がいいとのことで、急遽荷物をまとめ船に乗り込み隣のホームグランドへ!
わずか3投目、狙いのヒラマサHIT!(ヒラゴ)ですけど・・(笑)およそ2キロ。
1.7号のフカセ竿で釣るには丁度いいサイズ(笑)
そこから私とヤマゲンの連続HITでヒラマサ4本GET!ダメダメ・・・小野君に釣らせないと・・・
私が立っていたポイントに小野君を立たせフカセヒラマサにチャレンジ!しかしアタリはなく、またもや時間だけが過ぎていく・・・。
納竿1時間前に小野君の竿が弧を描くも30cm強のグレ(口太)。
もう時間が・・・( ;∀;)
今回の狙いは尾長グレにマダイとヒラマサ。潮の流れがマダイ向きではなかったので諦めてましたがせめて尾長グレだけでも釣れて欲しい・・・( ;∀;)
ラストスパートを駆けるも願いむなしく納竿に。
小野君は沖ノ島の洗礼を浴びて終了となりました。
3,まとめ
冒頭は私の気持ちを書かせていただきましたが、違う意見をお持ちの方はコメント
頂けると幸いです。
磯釣り素人の時から足しげく沖ノ島に通い誰よりも沖ノ島を愛してます。
そんな沖ノ島をもっと活性化させたいですし、若い釣り人にも来て欲しいです。
フカセやカゴ釣りだけでなくルアーでのヒラスズキやヒラマサも大型が過去に沢山釣れてます!
まだ私が若かった30代の頃、ルアーでヒラマサを狙っていましたがPE6号が全く歯が立たず、ブチブチ切られました・・・涙
目の前を200kgのマグロや30kgのヒラマサが泳ぐ凄いところです。
一度沖ノ島に行ってみたいと思われる方はご連絡ください。私でよければご案内させていただきます。
4,タックル紹介
ロッド:シマノ ファイアブラッド 1.7
リール:シマノ BB-Xテクニウム 2500DXG SUT
道糸:3.5号
ハリス:3.5号
針:尾長9号